夷川発電所
夷川発電所は1914年(大正3年)より現在まで100年以上も稼働し続けている水力発電所です。
「有頂天家族」では夷川一家が偽電気ブランを秘密裏に作る工場で、矢四郎が手伝いに行っているところです。また、京都大学吉田キャンパスからは徒歩20分ほどと近い場所にあり、「四畳半神話体系」にも出てきます。
「その疏水沿いに夷川発電所があって、水門の手前に淀んでいる琵琶湖の水が、まばらな街灯の光を浴びてぬらぬらしている。対岸で白い明かりを浴びて淋しく浮かび上がっているのは、琵琶湖疏水建設に尽力した北垣国道知事の銅像である。我らが御先祖の一人である下鴨鉄太郎は、北垣知事とは「鉄ぼう」「国やん」と呼び合う仲であったとかなかったとか。しかし鉄太郎は、死んでからも半年ほど生きているふりをしたほどの大嘘つきであったから、十中八九嘘であろう。」
ー「有頂天家族」p.83
「一度だけ、街中で羽貫さんに会ってしまったことがあるが、西部劇で馬に乗った無法者に縄をかけられて地面をひきずられる弱々しい人のごとく、私は木屋町から先斗町界隈を縦横無尽に引きずりまわされ、気がつくと一人ぼっちで夷川発電所のそばに倒れ伏していた。」
ー『四畳半神話体系』p.127
○住所
〒606-8357
京都府京都市左京区聖護院蓮華蔵町36
○最寄
市バス「東山二条・岡崎公園口」徒歩4分
市バス「丸太町京阪前」徒歩5分
京阪本線「神宮丸太町」徒歩6分
○公式サイト
https://www.kepco.co.jp/energy_supply/energy/newenergy/water/plant/list.html


