叡山電車

叡山電車

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京都大学や下鴨神社の最寄駅である出町柳駅から、比叡山、鞍馬などへ行くことができるのが叡山電車です。「もみじのトンネル」と呼ばれる市原駅~二ノ瀬駅間では、紅葉や青紅葉を楽しむことができます。また、終点鞍馬駅には、アニメ「有頂天家族」の偽叡山電車のモデルになっているデナ21形が保存されています。
「有頂天家族」で矢二郎が化けている偽叡山電車はもちろんですが、「太陽の塔」には叡山電車で太陽の塔へ行く描写があります。しかし、叡山電車は京都しか走っていないので、太陽の塔がある大阪まで行けません。森見登美彦先生のエッセイ「太陽と乙女」にその理由が書いてあるので、ぜひ読んでみてください。

「あてもなく街をうろついているとき、ふいに目の前の夕闇を叡山電車が駆け抜けることがあった。それはまるで、ごたごたと建て込んだ暗い街の中を、明るい別世界を詰め込んだ箱が走って行くように見え、私は酷く気に入っていた。」

ー「太陽の塔」p,22

「「そこのけ! そこのけ!」と次兄が叫んだ。「叡電様のお通りだ!」
窓から顔を出すと、冷たい風が吹き過ぎる。
軒燈、街灯、飾り窓の明かり、飲み屋の軒先に吊された大提燈、西洋料理店の明かり、古道具屋の店先に置かれた洋燈、窓の外を流れ去る街の灯が偽叡電の車体に映ってキラキラしている。夜の光を撥ね返してレールなき道をゆく偽叡電の向かう先では、まるで紅海が割れるようにして人間たちが道を譲る。そのわくわくする景色を眺めていると、次兄の栄光の時代が甦るように思われた。次兄の栄光の時代、それはすなわち、我らの父の栄光の時代でもある。恰幅の良い布袋様に化け、「もっとやれ!」と次兄をけしかけている父の姿が、まざまざと眼に見えるようではないか。」

ー「有頂天家族」p.364

聖地情報

○本社所在地
京都市左京区山端壱町田町8番地の80

○路線
叡山本線 出町柳駅〜八瀬比叡山口駅
鞍馬線 宝ケ池駅〜鞍馬駅
(宝ケ池駅は叡山本線に含む)

○公式サイト
https://eizandensha.co.jp/

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